2013年1月15日火曜日

Workaholic

俺には無理だ

white album2 麻理エンドが終わりました。これでclosing chapterを全て終了させることができました。長かったーーー!
雪菜とのクリスマスの決裂後、春希が求めた先は麻理さんの下。彼女の優しさと厳しさに縋るためでした。きっとこの時点ではそこまで惹かれてはいなかったんだろうと思います。が、その後の交流によりたまに見せる可愛らしさや不器用な所が過去の思い人の面影を重ねて行きました。それも少し理由としてあったのかもしれませんが、代わりを求めたわけではなくそれが春希のタイプであっただけ。
後日麻理さんは海外出張に行き、春希は会えない寂しさを仕事で埋める為働き通しになりました。その海外先から一度だけ電話がありましたがすぐに切られてしまい、春希は煮え切らない思いをする事になり会いたいと思う気持ちが強くなっていきます。
麻理さんが帰国してきた後、無茶な仕事量をこなしていたことが麻理さんにばれてしばらくバイトには来るなと言いつけられました。寂しさを仕事で埋めていた春希にとっては困ることでしたが上司の命令には逆らえず、彼女に手をとられ帰宅の途に着きました。だが春希は部屋に帰ることをあの手この手の言い訳で拒み、痺れを切らした麻理は自分の部屋に招きました。
春希が帰りたくなかった理由としては、一人でいることが嫌であり、眠れない状態になっていたためでした。そういうことは知らない麻理さんは春希に寝ることを命令して自身は外で寝るといいます。が、自分の下を去ることに我慢できなくなった春希は背後から動きを静止するつもりでしたが、勢い余って背後から押し倒す形に。寂しさと欲望に勝てず、そのまま麻理の体を求めようとしましたが先走ったお陰で冷静になれたようです。
結局、春希はそのまま部屋で数日振りに眠ることが出来、二日後に目を覚まし部屋を去りました。
そんな事もあり、いつしか二人は関係を持つようになり休日は一日を抱き合うなどして過ごしました。
その帰り道、武也から連絡がありそのまま部屋になだれ込まれました。が、いつもの春希とは違うことに気がついた武也は春希に今まで何していたかを問いただし、少し羨ましそうにその話を聞いてました。まぁ相手が年上の美人であることに惹かれたんでしょう。
結局雪菜との関係についてもどうするかはまだ決めかねていて、必ず話すという約束をしました。
雪菜と話そう連絡を入れましたが、どうも避けられている模様。指定した日はことごとく都合があるといって拒否されたり、予定が延びたなどと連絡がきます。
その間も麻理さんとの関係は続き、互いに想いを深め合っていきました。
が、彼女は再度海外出張へ行ってしまい、2/14に一時帰国するという連絡が入りました。その数時間前に雪菜から遂に会う日を指定され、その日が2/14でありました。
麻理さんが帰国するのは18時。雪菜との約束は17時。先に約束をした雪菜を優先し麻理さんには遅れると連絡を入れました。
2/14は雪菜の誕生日であり裏切りの日。小木曽家では誕生日パーティが開催され家族+春希という形で盛り上がり大変に楽しい時間を過ごしていました。
パーティ後、雪菜の部屋に行き取り止めの無い話を続け、春希が話を切り出すのを伸ばそうとします。
「ありがとう」
雪菜はこの言葉を繰り返し、感謝の意を伝え続けます。春希は不信に思いながらも関係に「決着」を付けようと思いますが、この楽しい雰囲気を前に切り出すことが出来ませんでした。
が、それとなくその話に触れようとしたとき、雪菜から三年前の裏切りの日の嘘が伝えられます。本当は話す気は無かったらしいですが、多分勢いでいっちゃったんでしょう。あの日、誕生パーティには雪菜一人でいたこと。
春希はそのことを知っていれば雪菜のもとへ駆けつけていたでしょう。しかし運命はそうはいかなかった。
そして春希と会うのをこの日に決めた理由は「この楽しい雰囲気」である限りは「決意」の話をされないだろうという計算もあったとの事。
春希からの大事な話について雪菜も感じ取ったものがあり、今まで逃げてきました。終わらせたくない思いによる行動でした。
目論見どおり?春希は決着を付けることが出来ず、結果夜遅くまで一緒にいることになりました。
そのお陰で麻理さんとの約束の時間はとっくに過ぎ音信不通になりました。雪菜と一緒にいるときに着信が何度かありましたが出られる常態ではなかったので放置していたわけですが、コールバックには応じてもらえませんでした。
麻理さんを探し、彼女の部屋にスペアキーで入ったとき見たものはあらされた部屋であり、強盗などが入ったかと心配しました。が、その原因は彼女自身であり約束を反故された事に対しての怒りでした。
春希の態度に苛立ちと焦燥が入り混じった感情をぶつけます。麻理さんは勢いそのまま、実は近々人事異動でアメリカへ配属されることを伝えました。
春希はそこで別れることになると知りつつも春希を受け入れてくれた思いをしり、自分がしてきた罪を再度思い知らさます。
まぁビンタや罵倒などがありつつも結局慰めあうわけですが、春希はより雪菜との決着を付けなければと意識します。
麻理さんが自分は雪菜とうまくいかなかった時の都合のよい代用品であると考え、かずさの影を重ねた都合の良い人物だと思い、この関係を終わらせようと言い放ちました。


その後の流れはノーマルエンドと似たような感じで、武也と依緒の策略によりスキー旅行に連れて行かれます。
一瞬焦りましたが、ちゃんとしたルートで安心しました。
ちょっと違うのは麻理さんが再度3月に一時帰国する事。後は彼女の親友の佐和子さんと連絡を取り彼女が帰国する日を伝えるという約束があったこと。
この一時帰国は赴任のための整理などのためのもので、これ以降は本当に戻ってくる機会はないとのこと。
連絡を待ちつつもスキー旅行に行きましたが、麻理さんは2/28日にすでに帰国していて、出発が3/1でありました。
一方スキー後宿に泊まる四人。数年ぶりに戻ってきた四人の雰囲気を楽しみながらいましたが、またもや武也と依緒の策略により春希と雪菜が同じ部屋に泊まることに。
多少気まずいものがありつつ、雪菜から話をしようとの事で、すれ違っていた去年の一年について話し始めます。
雪菜の話が終わり、次は春希の番となり話し始めます。
「もういいんだってば!話さなくたっていいんだってば!」
雪菜の悲痛な懇願が放たれます。この楽しい雰囲気であった中、いつかは付けないといけない決着の時だと覚悟を決め麻理さんとの出会いを語り、自分がどう想っているかを伝え始めます。
「酷い言葉・・・ありがとう。わたしもう、それだけでいいよ・・・」
最終的に決別する事になりましたが、それでも雪菜は大事な人であり好きであるという事には変わりが無いとも伝えます。
雪菜の最後の願いとして、春希の胸の中で泣きながら眠りました。
雪菜は心の中で呟きます。春希が麻理さんの話をするとき笑っていたこと。その顔は本当に好きな人、かずさに向けられていた物と同じだということ。雪菜には一度も見せてくれなかったものであったこと。
麻理さんのためにも自分は春希から卒業することを決めました。
「わたし、あなたを・・・ふってあげる」
こうして二人は決別しました。
春希は雪菜が寝静まったのを見届けた後、連絡があった当日13時発の便に搭乗する麻理を追いかけるために宿を後にしました。
武也と依緒と共に残された雪菜は目を覚まし、依緒に抱えられ泣き叫びます。








麻理さんは嫌いなキャラではなかった。というか可愛い部類に入るね!
ストーリー的にもむしろ被害者な立場であり、そこまで心を痛めることはありませんでした。それでもやはり雪菜との別れは辛い・・・。
他と違い接点も何もない人であり、雪菜が麻理さんを知らないというのもまたポイントですね。そして麻理さんの境遇がどことなくかずさと雪菜に近く、icを思い起こす場面が多かったです。バレンタインに約束すっぽかされるとかまんまじゃないかー!
上の感想は・・・感想というかネタバレというか大雑把な流れしか書いていないのであれですが感じている事の3割も伝えられないのじゃないかと思います。
本編はきっちりした流れでございます。
残りはきっとこれ以上に痛いだろうかずさルート。恐れ多くてプレイできなさそうですが、頑張ろう。
そしてその後は回想モードで雪菜エンドを眺めて幸せになったであろう未来で終わらせたい。
本当に幸せになってもらいたいよ、雪菜には。