2012年10月4日木曜日

アイアン・スカイ

映画の感想です

ドイツの科学力は世界一ィィィ!ってことで第二次世界大戦後に月の裏側に逃げたナチスの生き残りが地球を攻めるというお話。
とんでも設定であり、予告を見たときからなんかギャグっぽかったので楽しみにしてました。
確かにコメディタッチではありました。ありましたが、そこそこブラックな内容でもありました。
まずこれは普通に今は言葉狩りにあってしまった用語が結構出てきます。ニグロなんて久しぶりに聞いたよ。
そしてエロス。ヒロインのレテーナが可愛すぎてびっくりした。先行部隊として紛れ込んで地球に来たときにとあるデザイナー?によってイケてる格好にされたときは化粧が濃い気がしたけど、その後普通に今風の格好したらすげー美人でびっくりした。
なんだかんだでナチスが攻めてくるんですが、その時の国際会議みたいな場面が凄く面白かった。
攻めてくるナチスに対してどこの国の部隊かともめてるときに、北朝鮮がすっと立ち上がり「あれはわが国のものだ」といったときに場内に笑いが起こりました。まあそこは勧告にして欲しかったけど、あいつらうるさいからなぁ。
ナチスに対抗するようにアメリカも宇宙戦艦を投入します。が、平和条約でそういうものは破棄してるはずだったのに持ってるのはどういうことだ!と非難を浴びたときに「アメリカはいいの!」と言い切ったのにもワロタ。
でも一機では無理があり応援を求めますが・・・なんと!条約で破棄してたはずなのに各国がこぞって宇宙戦艦を繰り出してきます。それにはアメリカもびっくり!嘘つきどもめ!と怒りますが、なんとフィンランドだけは戦艦を作っていませんでした。やだ、フィンランド可愛い。なぜフィンランドなのかというと、製作がフィンランド作だからですね。やりおる。
意図していないけどナチスvs世界連合みたいな感じになり圧勝し、このまま月へ攻めていき何とか撃破。その後、月に貴重な資源となるヘリウム3が埋蔵されていることがばれてしまいます。数千年のエネルギー問題が解決するほどだそうです。それをめぐって国際会議の場で大乱闘が始まります。宇宙では各戦艦を落としまくってあっちこっちで戦闘が始まりました。乱闘ワロタ、と思ってみてるとなんと日本の宇宙戦艦が他の宇宙戦艦に対して特攻をしかけていました。やはり日本のイメージはそれか!!!
その争いは地球全土に広がり、核ミサイルが放たれます。かくして世界第三次大戦が始まり、抑止力のはずの核を実践で使い、最終的には地球は滅んでしまったという流れ。
映画だからとは思えない内容ですね。実際にもそういうものの切っ掛けで起きてもおかしくありませんから。現状を皮肉っている感じの映画でした。
まぁそういう者のほかにも笑える箇所はいくらかあります。一応主人公は黒人の方ですが、ナチスの技術によってアーリア人、つまり白人にされます。「てめぇらは俺の誇りを奪った!」と憤慨したり、ブラザーだった人たちから追われたりと散々でしたが、最後には戻れて良かったという感じです。
後、結構パロディが多いです。一番有名なのは「ヒトラ-最後の12日間」のプルプルしながらメガネをはずして怒るシーン。あれはMADとかでよく使われてますね。おっぱいぷるんぷるん。まさかあれのパロディをやってくれるとは・・・。
そのほかにもネーミングなど所々にちりばめられてるようです。
笑えるし、色々皮肉もあるし下品な言葉とか満載ですが、面白かったですよ。
フィンランド頑張った!!